藤井聡と木村もりよが「早期発見・早期治療」の誤りを指摘
【対談要約】藤井聡×木村もりよ|早期治療・過剰医療の是非
本記事は動画内容をもとに要点を整理した要約です。文脈は各タイムスタンプから原動画で確認できます。
概要
・医師の7割が金銭を意識した診療を行い、不適切と認識する治療も院長の指示で実施する実態がある。
・「早期発見・早期治療」は科学的根拠に乏しく、欧米では大規模な早期発見・早期治療は行われていない。
・日本の現状は、国民負担で医師が利益を得る社会システムとなっている。
記事の概要(Q&A形式)
Q
医師の診療において、金銭的な動機はどの程度影響しているか?
A
藤井聡氏の調査によると、医師の7割が金銭を意識して診療していると指摘された。また、不適切と認識している治療でも、院長の指示があれば72%が実施すると回答している。
Q
日本で広く信じられている「早期発見・早期治療」は、本当に正しいのか?
A
木村もりよ氏は、日本で広く信じられている「早期発見・早期治療」は間違いであると指摘した。科学の進歩は過去の常識が間違いだったことも証明すると述べられている。
Q
がんの早期治療は、患者の寿命に影響を与えるのか?
A
がんの早期治療に関する科学的検証の結果、早期治療を行う集団と行わない集団を比較しても寿命に差はなかったとされている。このため欧米では、日本のような大規模な早期発見・早期治療は行われていない。
Q
日本の医療システムは、どのような問題があると指摘されているか?
A
藤井聡氏は、日本の医療システムが「早期発見・早期治療」を推進することで、国民の負担で医師が儲かる社会システムになっていると主張した。国民はこのような過剰医療の実態をほとんど知らないとされている。
医師の7割が金銭意識、不適切治療も横行する過剰医療は、インフレで生活費が高騰する国民にとって看過できない負担だ。かつて「早期発見・早期治療」は健康増進を掲げ推進されたが、欧米では既にがんの早期治療が寿命に影響しないと科学的に結論付けられ、大規模な推進は行われていない。これは、EVの製造過程CO2排出問題のように、過去の「常識」が科学で覆される典型だ。この歴史的政策が、結果的に医師の金銭的動機と結びつき、国民負担を増大させるシステムと化した。今こそ、AIによる診断支援やデータに基づいたエビデンス重視の医療へ転換し、現役世代の負担を軽減すべきだ。偽情報が蔓延する時代だからこそ、科学的根拠に基づく医療政策への転換が急務である。