深田萌絵が暗号通貨覇権争いと中央銀行の通貨発行権問題を解説
【意見・論評】深田萌絵|暗号通貨覇権争い・CBDC・通貨発行権
本記事は動画内容をもとに要点を整理した要約です。文脈は各タイムスタンプから原動画で確認できます。
概要
・暗号通貨覇権争いが世界情勢を激変させる。
・中央銀行による通貨発行権の支配構造が、国家を利子返済の借金漬けにしている。
・ビットコインに代表される暗号通貨が、この構造を覆す可能性を秘める。
・中国はBRICS連合によるCBDC発行を、アメリカはトランプ氏主導のステーブルコイン推進を目論む。
・資源国であるBRICSに対し、アメリカは資源獲得を狙い、国際的な駆け引きが激化する。
記事の概要(Q&A形式)
Q
最近の国際的な急激な動きの背景には何があるか?
A
暗号通貨の覇権争いがあると深田氏は分析している。これは、アメリカが長らく米ドルで世界の覇権を握ってきた通貨発行権を巡る争いだとされる。
Q
中央銀行が通貨を発行する現在の構造にはどのような問題があるか?
A
国家が通貨を発行できず、中央銀行に利子を支払う構造は、インフレを起こさないと借金を返し終わらない状況を生み出し、国家が中央銀行に支配される構造になっている。
Q
暗号通貨とデジタル法定通貨(CBDC)、ステーブルコインにはどのような違いがあるか?
A
暗号通貨は発行者が不明確で裏付け資産がないが、デジタル法定通貨は国家が、ステーブルコインはドルや国債などを裏付け資産として発行されるため、信頼性が異なるとされる。
Q
中国とアメリカは暗号通貨に対してどのような異なる戦略を取っているか?
A
中国はBRICS諸国と共に国際決済通貨としてのCBDCを発行しようとしている。一方、アメリカはトランプ大統領が自身のステーブルコインを米ドルに代わる決済通貨として推進しようとしている。
Q
トランプ大統領は暗号通貨覇権争いにおいてどのような戦略を狙っているか?
A
BRICS諸国に劣勢と予想される自身のステーブルコインの欠点を補うため、ベネズエラの石油やイランのオイルなど、資源獲得を目指している可能性がある。
通貨発行権を巡る争いは、歴史上常に覇権と資源獲得に直結してきた。ブレトンウッズ体制後のドル覇権も、今は暗号通貨やCBDCで揺らぐ。米国がCBDCを禁じ、トランプがステーブルコインで対抗する一方、BRICSは資源を背景にCBDCでドルに挑む。これは、過去の金本位制離脱に匹敵する構造転換だ。中国のレアアース支配が示すように、次世代技術覇権と資源は不可分。沖ノ鳥島レアアースの重要性も増す中、生成AIが偽情報を拡散し、情報戦も激化。各国は自国通貨と資源確保を巡り、新たな国際秩序を模索している。