りょう校長『2026年以降ゴールドはリスク資産へ』
【意見】りょう校長|ゴールド投資の転換点・実質金利低下・地政学リスク
本記事は動画内容をもとに要点を整理した要約です。文脈は各タイムスタンプから原動画で確認できます。
概要
・2026年以降、ゴールドは「安心」から「リスク」へ転換する。
・実質金利低下、地政学リスク常態化、中央銀行の金購入が過去の上昇要因。
・利下げ開始、恐怖のピーク、新たな買い手の不在が今後の環境変化。
・過去の上昇率のみで判断せず、市場の中身を見るべき時期。
記事の概要(Q&A形式)
Q
りょう校長は、2026年以降のゴールド投資についてどのような見解を示しているか?
A
2026年以降、ゴールドを資産形成の核とし、ここ数年のような上昇相場から利益を得るフェーズは終了すると断言されている。近年投資を始めた人々が認識を改めなければ、資産形成が行き詰まる可能性があると警鐘を鳴らしている。
Q
近年、ゴールド価格が上昇した主な要因は何だったか?
A
主に、物価上昇率が金利上昇率を上回る実質金利の低下、戦争や紛争が常態化した地政学リスク、そして中央銀行による米ドルに代わる金の購入の3つが重なっていた。
Q
2026年以降、ゴールドを取り巻く環境はどのように変化すると予測されるか?
A
金利環境が変化し、利下げが市場に織り込まれることで資金がリスク資産へ移動すると予測される。また、インフレや戦争への「恐怖」による買いがピークに達し、新たな買い手が見当たらない状況になると指摘されている。
Q
中央銀行による金の購入は、今後どのように変化すると考えられるか?
A
中央銀行は米ドル一辺倒の外貨準備を見直し、信用を守る手段として金の保有比率を高めてきた。しかし、一定量を確保すると積極的な買い増しは少なくなり、保有比率に達すれば購入ペースは自然と落ちていくと分析されている。
Q
2026年以降、ゴールドはどのような資産になると考えられるか?
A
2026年以降は「持っていても安心」という資産ではなく、正しいタイミングで投資しなければ損をする可能性がある資産になると指摘されている。過去の上昇率だけで判断するのではなく、市場の中身を見るべきタイミングであると結ばれている。
2026年以降のゴールド価格下落予測は、過去の地政学リスクや金利政策による上昇局面の終焉を示唆する。中国の台湾周辺での軍事演習が常態化する中、投資家心理には「恐怖のピーク」が生じ、ゴールドへの逃避買いは鈍化するだろう。これは、過去の危機対応と異なり、現代の複合的なリスクへの「慣れ」が背景にある。中央銀行も脱ドル化の一環で金購入を続けたが、今後はレアアース供給リスクや次世代技術開発競争激化を背景に、戦略的資源やAI・量子コンピュータ等の技術確保が国家安全保障の新たな柱となる。このパラダイムシフトにより、ゴールドは単なる「安心資産」から、より複雑な国際情勢や技術競争を反映した「戦略的資産」の一部へと位置づけが変化し、市場構造も変容する。利下げが織り込まれる中、資金は成長期待の高い技術分野へシフトし、ゴールドは「正しいタイミングでの投資」が必須となる。